有機ジャガイモの栽培方法 その2~種芋の植え付け
耕して、堆肥や有機肥料を混ぜてから2週間以上経った状態の畑に植え付けます。耕してから2週間以上経つと、 土の表面に雑草の種が飛んできて落ちていますので、レーキなどでサーッと表面をなぞるようにして表面の土を混ぜ込みますと、 初期の雑草の発生を抑えることができます。
畑は、“うね”などを作らず、平らの状態でOKです。
これから使う道具ですが、この“ホー”があるととても便利です。
雑草取りにも活躍しますので、ぜひ1本ご用意ください。 ホームセンターなどで入手できます。
このホーを使って、10~15cmほどの深さの穴を掘ります。
タテに、30cm間隔でどんどん穴を掘っていきます。
隣の列は、互い違いになるように穴半個分ずらして同じように穴を掘っていきます。列同士の間隔は、45cmくらいにします。
2列が1組で、作業用の通路として。 少し歩ける幅をとって同じようにまた2列穴を掘っていきます。畑の作付け面積に合わせてこれを繰り返します。
種芋をそれぞれの穴の中央部分に置きます。
【重要】このとき、芽を上にして置くようにします。
こんな感じです。
全ての穴に種芋を置いたら、次は土かけです。
ホーを使って、掘ったときに寄せていた土を穴に戻してやります。
サーッて感じで、どんどん穴を埋めて平らに戻します。
このとき、種芋の上に10cmくらいの土がかぶさるようにします。
この深さが、非常に重要です!
種芋の植え付け完了です。
あとは、発芽を待ちます。
天候にもよりますが、植え付けから10日くらいで発芽します。