ビニールマルチに苗や種を植えるための穴を、簡単に開ける方法!
ビニールマルチには、最初から作物を植える部分に丸い穴が開いているものも市販されています。しかし、価格は割高です。しかも、 植える作物によっては、間隔が異なります。
同じ作物を大量に作るのならそれの方が良いのですが、家庭菜園では、ひとつの作物を大量には作りません。
そこで、我が家では、穴の開いていないビニールマルチを使用し、自分で必要なときに、必要な穴を開けるようにしています。
最初は、本などに書いてあったように、カッターで穴を開けたい場所に十文字に切り込みを入れていたのですが、 土に触れるとカッターの歯が数回で切れなくなってしまい、とても時間と手間がかかりました。
上記の写真が、そのときのものです。
穴もきれいには開きませんでした。
そこで考えたのが、ガスバーナーを使う方法。
これは、炭火を起こすために以前から使っていたものです。
この熱で、溶かす方法を考えたのです。
多少熟練が必要ですが、ものの数分でコツをつかめると思います。
ガスバーナーに火をつけて、炎が安定するまで数分待ちます。
(すぐにバーナーを下向きにすると、炎が安定しません)
炎が安定したら、穴を開けたいビニールマルチに、「ヒョイ」という感じで瞬間的にバーナーの火を近づけ離します。
丁度良い、直径8~10cmの穴が開くようなスピードをつかんでください。
上の写真は、1m×10mの列に500個の穴を開けているところです。ここに玉ねぎの苗を植えます。
穴は、作物を植えるときに開けましょう。そうしないと雑草がどんどん生えてきてしまいますよ!
上の写真でも、まだ植えていない部分には穴が開いていないでしょう。