畑を耕す その2~有機肥料・石灰・堆肥を混ぜながら畑をおこす
ビニールマルチを剥がしたら、その日のうちに畑を耕します。
雨が酸性のため、畑が酸性になって行き、作物の生育には適さなくなりますので、畑全体に石灰を撒きます。厳密には、
作物ごとに量を加減しなくてはならないのですが、煩雑なので平均的な量を全体に撒いています。その代わり、
ほうれん草など酸性土壌を極端に嫌う作物の種をまく時に、その部分だけに追加で石灰を足してやります。
私は、ホタテ貝の殻から作られた有機石灰を使っています。有機栽培にこだわるのなら、
工業的に作られた石灰よりも有機石灰の方が良いと考えています。
石灰をバケツに入れて、だいたい均等になるように撒きます。
有機肥料は、チッソ・リン酸・カリが配合されたものが売られていますので、これを主に使用します。
他に、鶏ふんや牛ふんバークなどを使います。
前年の秋に畑の一角に積んでおいた堆肥の山を、剣先スコップで崩して、畑全体に撒きます。
堆肥や肥料を畑全体に撒き終わりました。
アップで見るとこんな感じです。
さて、いよいよ耕運機の登場!
こちらは、6万円程度で売られている一番小さいタイプです。
我が家の畑の広さでは、もう少し大きいものの方が良いのですが、費用対効果を考えると多少大変でも、このサイズのものでも問題ありません。
折角耕した部分に足跡をつけないようにしながら耕して行きます。
耕しながら、堆肥や肥料を土に均一に混ぜていくのです。
ついでに、雑草の根も掘り出されます。大きなものは、耕しながら手で拾って畑の外に捨てます。
耕運機で耕すと、土が細かく砕かれ、空気が入ってフカフカになります。
畑らしく蘇っていくようです。
土が固く締まった部分は、耕運機が前に行き過ぎないように腕で手前に引っ張りながらの作業となります。
これがなかなか腕力を必要とします。
固い土の場合は、女性には厳しいかもしれません。
我が家の畑を耕すとたくさんの極太ミミズを発見します。
ミミズがいるのが「良い畑の証」
嬉しくなります!
約60坪の畑を1時間半ほどで耕しました。
腕が、耕運機の振動で、しびれています。
石灰や肥料が土になじむまで、1~2週間置いてから種まきや苗の植え付けを行います。
ビニールマルチをする場所は、雑草の種が春先の強風で飛んでくる前に、この時点で早めにマルチングしてしまします。