食の安全と家庭菜園のススメ
みなさんはじめまして、稲葉大輔です。
元は転勤族の銀行員で、東京・新宿で勤務していたこともありましたが、10年ほど前に、北海道・十勝で定住することに決めて、
郊外の農村地区の住宅地に家を建てました。
自宅裏の草地を開墾し、60坪ほどの家庭菜園を耕して、有機無農薬栽培で野菜を作っています。
私の両親も家庭菜園をやっており、幼い頃から作物を育てる素晴らしさ、喜びを知っていましたので、 自分の家を持ったときには是非ともやりたいと思っていたことと、私たち夫婦や幼い子どもたちが安心して食べることができる野菜を作ろうと、 毎年数十種類の作物を育てています。
多くの方と同じで、私も平日は働いていますので、朝の出勤前の時間か週末にしか作業することができません。ですから、 有機無農薬栽培のマニュアル本を丁寧に実践することなどできませんでした。
作物の植え方も面倒なことを考えないでやってきました。それでも、結構上手く行くものです。
この10年間で、なるべく手間をかけないで、 有機無農薬栽培を試行錯誤してきた経験をみなさんに共有できればと思いこのサイトを立ち上げました。
昨今のニュースで、中国産の食品の問題がいろいろありますが、自分の身は自分で守らなくてはならないのだと思います。
私たちが健康に生きていく上でなくてはならない食品。
健康になりたければ、健康的に育てられたものを食べなくてはならないと思います。
如何に安いかを求めるのではなく、より質の高いもの、安全性の高いものを得るようにした方が、良いのではないでしょうか。
最近では、有機栽培の認証がしっかりしてきているのかもしれませんが、何よりも確実なのは、 自分自身で作物を育てることだと思います。全く農薬を使わずに栽培したと断言できるのは、 自分自身で育てたものだけにしか言えないと思うのです。
しかも、食べる寸前に収穫することが出来るので、購入するどんな素晴らしい野菜よりも新鮮な状態で食べることができます。 完熟が当たり前になるのです。
さらに、お子さんがいらっしゃいましたら、今流行の食育にもなりますし、家族の絆を強める効果もあります。
畑にいてすくすく育っていく作物を眺めながら、青空の下で農作業をしていると、会社でのストレスも吹っ飛びます。
家庭菜園は、どんな広さでもできます。皆さん一人一人が今ある状況下で出来ることを考えて少しでもいいですからはじめてみませんか? きっと、人生に素晴らしい喜びを与えてくれることでしょう。