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2010年には2兆ドル突破の可能性も
ETF取引は、海外でも急成長しています。実は日本以上に活発に取引されているのが海外のETF事情です。
図7は世界のETFの資産残高推移を表しています。これをみると06年の設定本数は732本。総資産残高は実に、
738億ドル(約68兆8560億円:1ドル=120円換算)と、過去5年間でおよそ5倍の規模へと急成長しています。現在の予想では、
2010年には現在の4倍に相当する2兆ドルを突破するともいわれています。その代表格ともいえるのが、
93年に世界初のETFとして登場したSPDR(スパイダー)で、資産規模は640億ドル(同7兆6800億円)にものぼります。
外国籍ETFの特徴は、さらにその商品性の多様さにあります。たとえば株や債権などの指数に連動する商品のほか、REIT
(不動産投資信託)指数に連動するもの、BRICsの国々の株価指数を対象にしたものもあります。もちろん、米国、欧州だけではなく、香港、
シンガポール、韓国といった、アジア圏の株式・債券市場を対象としたETFも登場しています。

ETFの多様性はしかしこれだけにとどまりません。金融商品だけではなく、最近では金・銀などの貴金属や、原油など、
商品価格と連動したETFも活発に取引されています。もはや価格と指数が存在するあらゆるものが、ETFの対象になろうとしているのです。
さらにアクティブ運用的な要素を取り入れたETFの設定も行われています。また、貴族の株価指数を活用しつつ、
高配当企業の投資比率を高めるなど、一定のルールを定めたうえで、指数の機能に特徴を持たせる例もみられます。
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