自律神経と自律神経失調症

身体の動きをつかさどる神経は末梢神経と中枢神経に分けられます。中枢神経は脳や脊髄のことで、末梢神経は知覚神経、運動神経、 自立神経にわけることができます。

自律神経は交感神経と副交感神経からなり、どちらも脳から全身に向けて各器官を調整する働きをもちます。交感神経は「活発にする神経」 でこれがよく働くと動悸が激しくなり筋肉は緊張して血圧が上がります。副交感神経は「沈静化する神経」で働くと心臓の鼓動は遅くなり、 血圧が低下します。

自律神経は体の状態を正常に保つほか、体内時計をつくる働きがあります。日中の活動的な時間は交感神経が優位に働き、 夜間の休息を取る状態になると副交感神経が働きます。また、季節によっても体内のリズムがあり、 一生の間でも発育期や働き盛りの年齢では交感神経が、晩年は副交感神経が優位になるというリズムがあります。

人間の活動を維持するうえで非常に大きな役割を果たす自律神経のバランスが崩れると目のトラブルだけでなくさまざまな不快症状に悩まされることになります。